はじめに
「子供に自転車をプレゼント!せっかくプレゼントするなら少し良いものを買ってあげたいなぁ、でもどうやって選ぼうか?」そのような悩みをお持ちの方人へ。
- どのサイズを選べば良いのか?
- どういう点を考慮すれば失敗しないのか?
- どんなブランドがオススメなのか?
- 何を同時購入すればよいのか?
- どこで購入すればよいのか?
このような疑問を解消して、自転車好きな子供を増やすのが目的です!
目次
自転車のサイズはぴったりを選びたい!
自転車に乗る人、つまりプレゼントを受け取るお子さんはどのような人でしょうか?せっかく自転車をプレゼントするなら、サイクリングを楽しんでほしいですよね?
プレゼントしたときに喜ばれる自転車は、サイズがぴったりな自転車です。見た目がどんなにカッコよくても、乗った時に楽しくなければ乗り続けてくれません!
子供は3年でどのくらい成長するの?
サイズが合わない自転車はとっても危険!贈るときには自転車に乗る人の安全を一番に考えてあげたいですね。でも子供はすぐに成長してしまう……文部科学省の統計では、以下の通りです。
例えば、6歳・小学1年生・身長116.5cmの男子にプレゼントをすると仮定してみましょう。この表によれば、3年後、4年生になるときには133.7cmになっていますので、20cmくらいの成長です。身長が20cm違うと自転車のサイズは当然合わなくなっていますので、3年くらいたったら次の自転車を購入すると考えておくといいでしょう。
サイズが合わない大きい自転車を買ってしまうと、子供が恐怖心を覚えて乗らなくなる可能性が高いです。それは非常に「もったいない」ことになりますので、繰り返しますがサイズはぴったりのものを選ぶようにしましょう。
子供自転車のサイズはホイールサイズで決める
大人用の自転車はフレームサイズで選びますが、子供用の自転車はホイールサイズで選びます。ブリヂストンの基準では
- 14インチ92〜107cm
- 16インチ98〜119cm
- 18インチ103〜125cm
- 20インチ111〜140cm
- 22インチ116〜145cm
- 24インチ120〜151cm
- 12インチ83〜98cm
- 14インチ90〜107cm
- 16インチ97〜118cm
- 18インチ102〜123cm
- 20インチ110〜130cm
- 22インチ118〜140cm
- 24インチ125〜155cm
- 26インチ135cm〜
となっています。
ルイガノの子供(Kシリーズ)とジュニア(Jシリーズ)をまとめると
- 16インチ95〜115cm
- 18インチ105〜120cm
- 20インチ105〜120cm
- 22インチ120〜135cm
- 24インチ130〜145cm
となります。
この3社の基準から20インチだけを抽出すると
- 20インチ111〜140cm(ブリヂストン)
- 20インチ110〜130cm(ヨツバサイクル)
- 20インチ105〜120cm(ルイガノ)
と、ホイールサイズと適正身長には各社結構な差があります。適当なの?と言いたくなってしまいますw
自転車を選ぶ際は実際に子供をお店に連れていき、サドルにまたがったときに爪先がしっかりと地面に付くかどうか確認しましょう。また、ハンドルが遠すぎるとバランスが悪くなるため危険です。しっかりと乗車姿勢を確認しましょう。適正なサイズを選ぶことは、子供が購入後に自転車を楽しめるかどうか、最も重要な判断項目なので、「すぐ大きくなるから」と大きめを選んだりせず、きちんとサイズ確認をしたうえで、ぴったりサイズのものをプレゼントするようにしましょう。
子供の自転車選び、ここに注目すれば間違いないポイント
自転車屋さんに行くと、同じ子供用自転車なのに、10,000円くらいで購入できる自転車もあれば50,000円を超えるような自転車もあります。どこが違うのでしょうか?選ぶときはどこに注目すればよいのでしょうか?
軽さは正義!ちょっと良い自転車は10kg以下
自転車の性能を決定づけるのは重量です。重ければ重いほど、自転車を漕ぐのに余計な力が必要になります。お値段は逆に軽ければ軽いほど高くなります。先ほど例に挙げた10,000円と50,000円の自転車の差、これには重量が大きく関係しています。
確かに10,000円でも買える自転車はあります。が、軽い自転車は、それだけで正義!
自転車が軽いと、坂道もスイスイと登れます。上り坂は大人にとってもツライもの(好きな人もいますが)。子供にとってはなおさらです。友達と一緒に走っているとき、坂道を真っ先に登り切って優越感に浸っている子供の顔……目に浮かびますよね?
軽い自転車は加速もしやすいです。街中では信号や歩行者との行き違いなどで止まることが多いですよね。重い自転車は漕ぎ出すときに重さの分だけ力が必要になるので、いちいち止まるのが億劫になってしまいがち。これは自転車に乗るうえでとても危険なことです。
また、子供用の自転車は手に持って運ぶことがあります。例えば子供自身が公園に入るときに自分で持ち上げることもあれば、親が運ぶこともあるでしょう。時には駐輪場で持ち上げる必要があることも。自転車が軽いということは、それだけ持ち運びの負担が少なくなり、自転車のある生活がより楽しいものになります。
基準は10kg以下です。参考までに、大人用のロードバイク8kg、クロスバイク11kg、シティサイクル(ママチャリ)16kg、電動アシスト式22kgというのが一般的な重さです。子供用の自転車なら10kg以下を選びたいところです。10kgなら子供でもなんとか持ち上げられますし、成人男性なら片手で持つことも可能です!
↑簡単に持ち上げられる重量がいい!
子供にとって見た目は大事、スポーツタイプ?ママチャリタイプ?
自転車の種類にも気を配りたいところです。
大人が一般的に乗るシティサイクル(ママチャリ)風のものも人気がありますね。カゴ、泥よけ、チェーンカバーも最初から付いているので、幅広い用途に使えます。
ちょっと良い自転車だと、スポーツバイク風(マウンテンバイクやクロスバイクなど)だったりします。この手の自転車にはカゴ、泥よけなどは付いていないことがほとんどです。それらが必要な人はオプションで別途購入しなければなりません。
大人にとってカッコいい自転車が必ずしも子供にとってもカッコいいとは限りません。親(大人)の希望を押し付けるのは考えものです。高級すぎる自転車を買い与えた結果、気軽に公園に乗っていくことができなくなってしまっては本末転倒ですよね。贈り主が大好きなブランドだからといって、強引にプレゼントするようなことはやめましょう。
また、子供は持ち物が友達と違いすぎると仲間はずれになってしまいがちです。わが家では子供用に高級な折りたたみ自転車をプレゼントしましたが、
「xxxちゃんの自転車、ヘンな形〜〜!@#$」
と友達に言われてから、それっきり自転車に乗らなくなってしまいました……。
スポーツバイクを検討するときも、子供の意見にしっかりと耳を傾けましょう。
↑メカメカしいのが好きな男子も多いです
「タイヤが太いとパンクしない」は嘘です
タイヤの太さとパンクはあまり関係ありません。パンクの最も大きな原因は、チューブ内の空気が少なくなったままで走行することです。タイヤが太いとバランスが安定して乗り心地がよくなりますが、スピードは落ちます。細いタイヤだと加速性能、走行スピードがよくなります。よく見かけるマウンテンバイクっぽい子供用自転車には太くてデコボコしたブロックタイヤが付いていますが、走行スピードという点ではイマイチです。パンクを避けるには、タイヤの太さを重視するより、こまめにタイヤの空気をチェックして常に適正量を保つようにしましょう。
ホイールサイズと身長について
前述のように子供用の自転車はホイールサイズで決めることが多いですが、間違って大人用のミニベロを購入しないようにしましょう。タイヤサイズが小さいだけでフレーム設計は大人に合わせてあるので、子供が乗ったらハンドルに手が届きません。
ブレーキに注目!
ブレーキは最も重要なパーツです。当たり前ですが、ブレーキがないと止まることができません。スポーツバイクを選択する場合は、Vブレーキと呼ばれるものが前後に利用されているかを確認しましょう。このタイプであれば、メンテナンスも容易で、しっかりと停車することができます。
↑Vブレーキ、しっかり停車でき、メンテナンスも簡単。ただしリム(ホイールの外枠の部分)は汚れる
↑ドラムブレーキ、しっかり止まれるがキーキー音の原因になりやすい&重い
↑子供用のキャリパーブレーキ、調整しやすいが制動力がいまいちなこともある。
マウンテンバイクタイプの高級車にはディスクブレーキが採用されていることがあります。このブレーキは雨の日も性能が大きく落ちることなく利用できるのですが、刃がむき出しなので利用時には十分注意をしたいところです。
↑オートバイと同じディスクブレーキ。雨の日も抜群の制動力ですが、刃に注意。
変速ギアは必要か
21段変速!と聞くと、すごく速くて高級な自転車のように聞こえますが、決してそんなことはありません。スピードはギアの段数ではなくて、ギア比で決まります。
ギアの段数が多い自転車はフロントギアを搭載しています。一般に、フロントギアは坂道を登り続ける(つまりヒルクライムする)ときに使うもので、市街地で使うことはあまりありません。
↑フロントギアがあるタイプ
また、フロントギアは変速が重くなりがちです。そのため子供が変速するときに手が疲れてしまうかもしれません。後輪ギアを切り替えるだけで十分快適に走ることはできますし、その方が車体重量も軽くなります。
このように書くと「なーんだ、フロントギアは必要ないね」と思われるかもしれませんが、子供(特に男の子)はゴッツいギアに憧れているかもしれません。走行時には必要ないかもしれませんが、見た目の迫力も無視できません。「オレの自転車は21段変速!」というと謎めいたスゴさがあり自慢できます。必要かどうか、プレゼントする前にお子さんと話し合えれば理想的ですね。
サスペンションは必要か
子供用自転車のマウンテンバイク風のものには、フロントフォークにサスペンションが搭載されていることがあります。これにより、走行中の衝撃を和らげることができます。
ただし子供用の場合、衝撃を減らしたい場合はタイヤを太くする、ハンドルグリップを交換する、または手袋をするのが効果的です。サスペンションを搭載すると重量も増えますし、クッション性が災いして漕いだ力の一部が吸収されてしまうので、走行スピードが低下してしまいます。
ただし、ゴッツい見た目に憧れる子供は……(以下略)。
車メーカー系&キャラクター系は人気だけれど……!?
カッコよさやかわいらしさ、つまり見た目はとても大事。みんなと違いすぎているのは嫌だけれど、「お!」と注目を浴びる自転車は魅力的ですよね。
車メーカー系ブランドやキャラクター系ブランドはとても目を引きます。当然ですが、ブランド使用料が追加されるためちょっと値が張ります。ライバル他社と値段が違いすぎては売れませんので、自転車そのものの性能が同価格帯の商品と比べるとちょっと下がっていることが多いです。
でも、それを上回るほどのカッコよさ&かわいらしさ!子供が大好きなブランドなら、プレゼントしただけで乗る前から笑顔満面になることまちがいなし!
↑Mのマークに注目したくなるけれど。
購入前に試したい!タイミングが合えば試乗会もある
子供用の自転車で試乗なんて……!?と思われるかもしれませんが、これもとても重要なポイントです。サイズや乗車姿勢の調整、大人と同じか、それ以上に神経を払うべきです。プレゼントした後に「こんなはずではなかった……」となる前に、可能な限り試乗はしましょう。
買いに行ったときにショップで自転車イベントが開催されていればベストですが、いつも開催しているとは限りません。せめて、最寄りの自転車屋さんでサイズ確認のためにまたがってみたいところです。
サイズと値段別オススメ
自転車ならやはり自転車メーカー。ホイールサイズと値段ごとにオススメ車種を紹介します。自転車が軽量であることと値段が高すぎないことを重視しつつ、プレゼントしたときに笑顔になりそうなオシャレな車種を厳選しました!
16インチ
ブリヂストン クロスファイヤーキッズスポーツ (22,800円+税)
圧倒的な人気車種だけに在庫切れしているかも!?見た目はスポーツタイプですが、カゴなどをオプションで追加することも可能です。重量はギリギリ10kgで、9.9kgです。
Louis Garneau K16 (31,000円+税)
アルミフレームで公称8.9kg、補助輪なしでさらに軽量化が可能です。なによりも一押ししたいのはタイヤ模様。
↑タイヤ模様に注目!
魚模様かわいいですよね!?このモデルだけに採用されているスペシャル仕様!このさりげないデザインで公園の人気者間違いなしです!
18インチ
ヨツバサイクル YOTSUBA 18 (29,500円+税)
↑ヨツバサイクル公式サイトより
この価格帯の多くは重めの自転車が主流ですが、このモデルはなんと9.9kg!タイヤも太いものが使用されていて、乗り心地も良好です。
ブリジストン レベナ (40,000円+税)
オススメしたいのがブリジストンのレベナ。その流線的なデザインは圧倒的に目を引きつけます。重さも、見た目を裏切らないようにしっかりと軽量化を追求していて驚きの7.9kg!「ライバルはお父さん」のキャッチコピーが示す通り、サイクリングの楽しさに誘ってくれます。18インチ専用で開発しているのか、他のサイズ展開がないのが残念。
20インチ
自転車専門店にインタビューしたところ、買い替え需要では20インチがとても多いとのことです。子供用自転車=20インチといっても過言ではありません。
ヨツバサイクル YOTSUBA 20 (30,000円+税)
↑ヨツバサイクル公式サイトより
他社よりもちょっとだけ安い価格設定、にもかかわらず明らかに軽い車体重量8.7kgが魅力的! 変速ギアはありませんが、太いタイヤが装着されていて快適なサイクリングができそうです。
Louis Garneau K20 (32,000円+税)
やっぱり多くの色が選べるオシャレなルイガノは外せません。9.6kg。同じルイガノにはJ20というモデルがあり、Jタイプには変速ギアが付いています。その分、重量増&値段アップとなりますので、どちらが良いかはプレゼントする前にお子さんと相談できるといいですね。
GIANT XTC JR 20 LITE (32,000円+税)
↑GIANT公式サイトより
ちょっと重量増で11kgですが、ギアは7速あります。変速機があればお子さん(特に男の子)がカッコよさをアピールしやすいですね♪
乱暴に扱ってもリアディレーラー(後輪変速機)が曲がらないように、ガードが付いている安心設計です。
↑リアディレーラーガードあり。子供は絶対に自転車を倒します。そのためのガード。
tokyobike Jr. (39,000円+税)
一言でいえば、最高にオシャレ!この色と細いフレームだけで恋に落ちてしまう自転車。見た目だけでなく走行性能も考えられていて、9.8kgと10kgを切ります。子供が笑顔で乗っているイメージが湧いてきますね♪
24インチ
24インチとなるとかなり大きめです。また、サイズが大きいためか値段もちょっと上がります。ここまで来るともう大人用自転車を選んでもいいかもしれませんが、やはりまだ子供にとっては大きめ。繰り返しますが大きめサイズは危険です。子供に合ったサイズを選んでください。
GIANT ESCAPE JR 24 (36,000円+税)
↑GIANT公式サイトより
GIANT ESCAPEといえば大人用のクロスバイクで大ヒットしたモデル。そのESCAPEシリーズを子供向けに設計し直したモデルです。スポーツバイクとして設計されているので、長距離サイクリングにも耐えるスピードに乗せやすいデザインと7速のギア。値段を考慮してもオススメモデルです。
MARIN DONKY Jr 24 (40,000円+税)
MARINの魅力はなんといってもカラーリング!24インチでも色選択が豊富で6色から選ぶことができます。6速ギアで重量も10.5kgと自転車としてもまずまず、いやかなりしっかりとしています。
Bianchi Pirata 24 (49,000円+税)
どのラインアップをみても10,000円近く割高になってしまうBianchi。それでも(お子さんが)チェレステブルーに惹かれてしまったら、もう購入するしかないですよね。子供だってカッコいい&かわいいのが欲しいと思うものです!
自転車と同時に購入したいもの
自転車購入時にあわせて購入したいものです。安全性や利便性を高めるものばかりを集めました。
鍵
鍵を付けない自転車は「盗んでくれ」と言っているようなもの。最初から付いている場合もありますが、ない場合は必ず購入しましょう!
「こないだプレゼントした自転車乗ってる?」
「乗ってない、盗まれたー」
「えーーー!」
なんて会話は絶対したくないですよね。特にちょっと良い自転車は狙われやすいです。
knog.の鍵なんてどうでしょうか?オシャレですよ。
カゴ(Rixen & Kaul)
え?自転車にカゴは付いてるもんでしょ?いやいや、ちょっとオシャレな自転車やスポーツタイプの自転車には付いていないことが多いです。カゴがない方が見た目スッキリですから!
でも、普段使いの自転車にはカゴがある方が便利なのは事実。男の子も女の子も、いろいろな持ち物をカゴに入れて走りたいはず。
そんなときにはRixen & Kaulのカゴはいかがでしょうか?一般的な鉄格子風のカゴだけでなく、木のカゴタイプ、バッグタイプなどさまざまな種類から選べます。Klickfixという技術でカゴの取り外しができる点も魅力的です。カゴごと持ち歩いたり、その日のサイクリング計画に合わせて取り外したりもできますよ。
バスケットタイプや
レインカバー付きで雨の日も安心なタイプや
大切なペットと一緒にお出かけできるタイプも!
空気入れ(チューブのバルブ形状に注意!)
なくてはならない空気入れ。前述しましたが、パンクの最大の原因はタイヤの空気が少なくなっていることです。また、自転車だけでなくボールや浮き輪などにも空気を入れることができますので、しっかりしたものを一つ用意しましょう。
空気入れも、どれも同じではありません。1,000円以下のものだと空気が逃げてしまい、なかなか充塡(じゅうてん)されないこともあります。何度もポンプ作業をするのは嫌ですよね?
注意したいのはバルブの形状です。自転車バルブは英式、米式、仏式と3種類あります。きちんととした空気入れは3種類全てに対応していますが、念のため買う前に確認しましょう。
【安全のために】その1・前後ライト
自転車には反射板が備わっていますが、より明るさを確保するためにライトは必需品です。昔はライトを付けるとペダルが重くなるタイプが主流でしたが、今はそんなことはありません。取り外し簡単でペダルも重くならないライトがよりどりみどりです。
ライトには、自分が前を見やすくなるだけでなく他者から見えやすくなるという利点があります。ライトを点灯していないと対向車から発見されにくく、大変危険です。国産メーカーのしっかりとしたライトを取り付けたいところです。LEDライトでUSB充電というタイプが便利です。前のライトは白、後ろのライトは赤が基本です。間違っても前のライトを赤色にしてはいけません。
【安全のために】その2・ヘルメットをかぶる
ヘルメットは転倒や事故のとき命を守ってくれる大事なアイテムです。必ず用意しましょう。
ブリヂストンやOGKの国産ブランドであればサイズが合いやすいですが、購入前には試着するようにしましょう。基本的にヘルメット=発泡スチロールです。そのためサイズを除けばその性能は5,000円も50,000円もほぼ同じです。
子供はヘルメットをかぶりたがらないものです。友達がかぶっていないとなおさらです。それでも、命を守る大切なもの。お子さんが装着したくなるようなすてきなヘルメットをプレゼントしてあげてください。
【安全のために】その3・自転車保険に入る
自転車保険に入りましょう!自転車で走行中に歩行者にぶつかってけがをさせ、1億円賠償という判例もあります。
自転車保険=傷害保険+自賠責保険です。けがをしたとき、けがをさせたときの両方のパターンに対応しています。すでに加入している保険が傷害保険や自賠責保険であることも多いので、加入を検討する前に確認してみてください。
自動車保険や火災保険の特約がカバーする場合もあります。自賠責保険が付帯していないかを確認してみてください。
コンビニで手軽に自転車保険に入ることも可能です。例えばセブン‐イレブンでは月換算601円で家族全員3億円まで保障する保険を用意しています。
クレジットカードに付帯しているものもあります。
- AEON
- 三井住友
- 楽天
- エポス
といったクレジットカードの場合、カード会員の特約保険があるようです。会員限定なので支払料金も割安です。中でもオススメしたいのが三井住友カード。保険内容を精査することで、毎月の支払料金を200円以下に抑えることも可能です。
au損保なら、自転車に関連した事故の場合は受取額が2倍になります。家族全員で入ることもできますし、auの携帯電話を利用していなくても入ることが可能ですので、検討してみてください。
どこで購入したらいい?
自転車を購入する場合は、相性の良い実店舗がオススメです。メンテナンスやパンクをはじめとしたトラブルに見舞われたときにきっちり対応してくれる、アフターケアーのしっかりしたお店がベスト。
ただ売るだけで修理がろくにできないお店には注意してください。「自転車整備士がいる!」とわざわざ張り紙をしてあるようなお店や量販店は注意が必要です。病院で「うちには医者がいる!」とわざわざ言ったりしませんよね?
ネット通販で購入する場合、定期的なメンテナンスを自分で行い、トラブルは自己解決する!というつもりで買いましょう。サイクルベースあさひやcyma(サイマ)などのECサイトは、ネットで購入しても実店舗で受け取れたり、メンテナンスを無料で行ってくれる場合があります。
まとめ
子供に自転車をプレゼントして、笑顔で楽しく乗っているところを想像するだけでウキウキしますよね。自転車はカッコよさも大事ですが、何より大事なのは子供が楽しく安全に乗れること。適切なサイズを選び、鍵やヘルメットや保険等、万一の事態にもしっかり備えてプレゼントしましょう。専門店でのアドバイスも積極的に聞いていきましょう。
自転車好きのお子さんが一人でも増えることを願っています!