はじめに
一体何を贈ったら喜んでもらえる……?いざ贈ろうと思ってもなかなか「コレ!」と決めるのが難しい出産祝いやベビーギフト。
いきなりプレゼントの中身を考える前に、まずは「お祝いされる側の状況を想像する」プロセスを踏みながら、「喜ばれる出産祝い」とは何かを一緒に考えていきましょう。
読み終わった後には、あなたは「喜ばれる出産祝い」を知り尽くしているはずです!
目次
1 出産祝いで陥りがちなこと
何かをプレゼントする機会の中でも、新しい命が誕生する「出産」はとても大きなイベント。プレゼントする側としては「なんとかして喜んでもらおう」と期待に胸を膨らませる一方で、「はて、何をプレゼントしたら喜んでもらえるのか?」とお悩みの方は多いかもしれません。
女性でも出産を経験をしている方もしていない方もいらっしゃるでしょうし、男性の場合は出産についてそもそもイメージが湧きにくい。
「友人や親族が出産」という情報に接したとき、まずは「出産祝い」や「ベビーギフト」で検索してみて、「いい感じのものはないか?」とお探しになる方も多いのではないでしょうか。
今回は、「喜ばれる出産祝いはコレ!」と題して、情報量にギャップが生じやすい出産祝い・ベビーギフトについて、平成最後の年に出産祝いを受け取る側を経験した著者が「受け取る側として、こんなベビーギフトがうれしかった」という視点も加えながら、さまざまな角度から徹底分析します。
2 お祝いされる側の状況を想像してみる
どんなプレゼントがよいかを考える前に、お祝いされる側の状況を対象別・タイミング別に想像してみましょう。対象はママ、ベビー、ファミリーで整理してみます。
まずはママについてです。出産前、出産直後、本格的な育児開始の三つの時期で状況を整理します。
2.1 ママ~出産前~
おめでたの一報が周囲の方々に本格的に伝わり始めるのは、妊娠期間も中盤を過ぎてからだと思います。安定期に入ったママは意外と元気に活動していることも多いですが、出産を控えて不安も大きくなることと思います。働くママの場合、出産の約1カ月前には産休に入ることが多いでしょう。
ぽっかり空いた時間を有効に使うため、また「動けるうちに」と出産後に備えて新生児グッズなどを準備するかと思われますが、一人で全てをカバーできるとは限りません。たださまざまな情報には接しているので、育児に必要なモノについては頭に入っている状態が想定されます。
2.2 ママ~出産直後~
出産は一大イベントですが、実は「出産してからが本番だった」と感じるくらいに生活が一変します。生活の全てはベビーが最優先になり、最初のうちは2時間おき、3時間おきの授乳やおむつ替えで寝る時間も小間切れに。特に産後1カ月は「産後の床上げ」という言葉があるくらいママの身体を回復させる大事な時期なので、炊事・洗濯・掃除などの家事全般についてはパパや家族の協力なしでは回りません。実家に里帰りするケースも多いと思います。
2.3 ママ~本格的な育児開始~
ベビーの月齢が数カ月になると、授乳の頻度が少しずつ減ったり、ママの体力も回復したりしてきます。「育児」にお休みはありません。大変ですが日々の成長を実感する出来事も増えてくるので、喜びも大きい時期かもしれません。だんだん外出の機会も増えてくるでしょう。
出産直後同様、生活の中心はベビーなので、家事全般にパパや家族の協力が不可欠な状況が続きます。生後100日目の「お食い初め」、ひな祭りや端午の節句、秋のハロウィンや冬のクリスマスなど年中行事も楽しめる機会が増えてきます。
こうしてママの状況を整理すると、目の前の育児に専念する一方で、日常生活に欠かせない炊事・洗濯・掃除など、家事全般に手が回りにくい状況も見えてきます。プレゼントを考える際に「ママの家事」が大きなヒントになるかもしれません。
続いて、ベビーについて誕生前、誕生直後、生後数カ月の三つの時期で整理します。
2.4 ベビー~誕生前~
ママのおなかの中にいます。ママはその胎動を感じられますが、パパをはじめとしたほかの家族にとっては「エコー画像」が存在を感じられる数少ない情報でもあります。ある時期を過ぎれば性別も分かってきますが、周囲は少ない情報を手掛かりに想像を膨らませます。家族によっては「名前をどうしよう」と思案を始めているかもしれません。
2.5 ベビー~誕生直後~
いざ生まれてみると、ベビー本人は忙しくなります。個人差もあるでしょうが、だいたい2時間おきに泣いて授乳を要求し、おむつが汚れていると泣いて交換を要求します。首も据わっていないし、ただ眠っているだけのようで、泣いて食べて排泄してと、意外と活動量が多いです。最初はぎこちなかったママやパパの手による沐浴も、何回かすると慣れてきます。おむつはもちろん、肌着やタオル、ガーゼなどは結構な頻度で使っています。首が据わっていないので、とにかく寝ている状態が続きます。
2.6 ベビー~生後数カ月~
数カ月を過ぎると表現方法が「泣く」だけでなく、徐々に声を発したり、表情も豊かになったりしていきます。首が据わると、あれよあれよという間に寝返りができるようになり、そのうちハイハイへと移行し、寝ている状態から一気に行動範囲が広がっていきます。口の動きが活発になって、食事も離乳食が始まります。この一連の過程で体のサイズはグングン大きくなっていきます。
こうしてベビーの状況を整理すると、誕生前と後、そして数カ月の間でものすごい勢いで変化することが分かります。「ベビーは常に変化している」ことがプレゼントを考える大事なポイントかもしれません。
最後はファミリーについて、家族構成、イベント、メモリアルの三つで整理します。
2.7 ファミリー~家族構成~
ベビーが生まれる環境も家族構成で大きく変わります。第1子の場合はあらゆるものを準備しなければなりませんが、第2子、第3子になると上の子のお下がりで準備するケースもあります。また先ほど「ママはベビー最優先で家事全般に手が回りにくくなる」と記しましたが、「核家族」か「親と同居」かの違いで対応状況も大きく変わってきます。
2.8 ファミリー~イベント~
ベビーが生まれる家族にとっては、その前後でさまざまなお祝いイベントが目白押しになります。出産前には「戌の日の安産祈願」、無事に出産すると「お宮参り」や「お食い初め」、端午の節句やひな祭りなど、子供の成長をお祝いする機会がどんどん増えていきます。家庭によっては、その時に合わせてベビーに祝い着を着せるケースもあると思います。
2.9 ファミリー~メモリアル~
定型的なイベントに限らず、家族にとってはベビーの成長一つ一つがうれしいもの。スマホのカメラを向ける機会も多くなり、ついついメモリーがいっぱいになることも。写真を撮る機会が多くなりますが、記念の写真をどのように撮影して保管していくかもテーマの筆頭になります。
こうしてファミリーに着目して整理をしてみると、同じ出産であっても家族構成によって環境が異なることが分かります。また、どの家族も共通ですがイベントが目白押しで、うれしい反面、その準備や記録で大変な状況も伝わってきます。
3 プレゼントの選び方
出産のお祝いを「される側」の状況を整理してみましたが、一言で「出産」といっても、その対象やタイミングによって状況は大きく変わることが分かります。「欲しいもの」も刻々と変化します。
よくネット検索をすると「出産祝い人気ランキング」などが出てきますが、ランキング上位だからといって、必ずしも「もらってうれしい」とは限らないかもしれません。ママ、ベビー、ファミリーの置かれた状況によっては、「あ、ちょっと違う」とか「残念、時期を過ぎてる」となってしまうかもしれません。今回のテーマ「喜ばれる出産祝い」を目指すためには、いきなりプレゼントを考え始める前にいったん心を落ち着かせて、相手の状況を想像をしてみるとことから始めてみませんか。
「今はどんなタイミングなのか(出産前、出産直後、誕生して数カ月)」
「ママは今どんな状況だろうか」
「ベビーは今どんな状況だろうか、どれくらい大きくなっているだろうか」
「家族構成はどうなっているか(第1子・第2子、核家族・祖父母と同居)」
「検索で見つけたランキング上位だから」ではなく、相手の状況を想像して視点を広げてみると、喜んでもらえるプレゼントの可能性はもっともっと広がっていくことが分かると思います。
次の章からは、具体的なプレゼント候補をご紹介します。
先ほど整理した三つの対象「ママ編」「ベビー編」「ファミリー編」に分け、その時点での状況や課題に即して「もらってうれしい」「喜ばれる」プレゼントの候補を挙げます。ここに挙げるのはあくまで一例です。皆さんが贈る相手の状況を想像する際の切り口の一つにしてもらうことで、「素敵なプレゼント」にたどり着くヒントにしてもらえたらうれしいです。
4 喜ばれる出産祝い~ママ編~
ママを対象としたプレゼントを考えていきます。
4.1 ママ編~出産前~
【想定される状況】
妊娠期間中はベビーのことも考慮して、食べ物や飲み物に気を遣うようになります。アルコールやカフェインが取れなくなり、何かを食べる際にはパッケージの成分表示を欠かさずチェックするようになります。出産に向けては戌の日の安産祈願などのイベントもあります。
こんな状況に適したプレゼント候補を三つ挙げてみます。
4.1.1 候補1 ノンカフェインのルイボスティー
妊婦は飲み物選びに苦労しがちです。お酒はもってのほかですが、カフェインもなるべく避けなければなりません。実はカフェインはコーヒーはもちろん、緑茶にも紅茶にも含まれています。「ちょっとお茶でも」と喫茶店に入ろうとしたときの選択肢が極端に減ります。そんな中で「ノンカフェイン」のお茶はとても重宝します。このティーライフのノンカフェインルイボスティーはお湯を注ぐだけで美味しく入れることができ、内容量もとっても多くリーズナブルです。
4.1.2 候補2 ノンカフェインのコーヒー
例えば、たんぽぽコーヒー
普段からコーヒー好きなのに妊娠して飲めなくなるケースも多いです。ルイボスティーなどノンカフェインのほかの飲み物もありますが、「やっぱりコーヒーが飲みたい」時もあると思います。そんなニーズに応えるのが、焙煎したタンポポの根から作られた「たんぽぽコーヒー」です。
4.1.3 候補3 腹帯などの帯祝い
例えば、東京 水天宮の安産御守 御子守帯
出産が近づくにつれて、期待と同時に不安も増してくるもの。多産ながらお産が軽いといわれる犬にあやかり、12日に1度やってくる戌の日、中でも妊娠5カ月の最初の戌の日に腹帯を巻いて安産を祈願する「戌の日の安産祈願」があります。例えば東京の水天宮では、安産のお守りとして御子守帯があります。腹帯としても使えるので、実用的なお守りとしてママに喜ばれることと思います。
4.2 ママ編~出産直後~
【想定される状況】
ベビーのお世話で毎日てんてこ舞いする一方、自分の体力も回復しきっていないので、炊事・洗濯・掃除など家事全般は家族の協力がないと回らない状態。
こんな状況に適したプレゼント候補がコレです。
4.2.1 候補 ダスキンのサービスギフト
ママはベビー優先になるため、家族の協力なくしては家事が回らなくなってしまいがちですが、一番おろそかになりがちなのが掃除です。「思い切って誰かに頼みたい」と思っても頼める人がなかなかいないのが本音かもしれません。そこで、ダスキンなどプロのハウスクリーニングを使うのも一つのアイデアです。贈り物として使えるようにギフトカードになっていたり、掃除だけでなく「おかたづけ」や「家事おてつだい」もサービスの範囲になったりしているので、もらってうれしいプレゼントになること間違いなしです。
4.3 ママ編~育児の開始~
【想定される状況】
特に第1子の場合は何もかもが初めてなので、日によって飲むミルクの量が少なかったり、便が出なかったり、そんなささいな変化でもママは不安でいっぱいになるかもしれません。とにかくベビーのお世話が最優先事項になるので、自分のことは後回しになりがちです。
こんな状況に適したプレゼント候補がコレです。
4.3.1 候補 ベビーシッターサービス
ベビーにとってほかに誰も代わることのできない存在のママは、常にベビーから離れられません。自分の時間は後回しになりがちの状態が続きますが、時にはベビーシッターなどを利用して「おひとりさまの時間」を作ることも大切。例えばキッズラインのベビーシッターギフトなら、経験豊富なシッターがベビーの面倒を見ながら家事をしてくれます。ママ自身からはなかなか頼みにくいかもしれないので、誰かからプレゼントしてもらえるのはとってもうれしいこと。シッターによっては育児のアドバイスもしてくれるので、育児に不安になりがちなママには至れり尽くせりかもしれません。
5 喜ばれる出産祝い~ファミリー編~
ファミリーを対象としたプレゼントを考えてみます。
5.1 ファミリー編~メモリアル~
【想定される状況】
お宮参りやお食い初め、イベントは目白押しでスマホのカメラには大量の写真。スマホが壊れたらこの写真データも壊れてしまうからマメにプリントしたほうが良いのだけど、なかなか写真の整理が進まない。
こんな状況に適したプレゼント候補がコレです。
5.1.1 候補 マンスリーフォトの撮影キット
例えば、マンスリーフォトのirodori
スマホはいつでも気軽に写真を撮れますが、5年後、10年後に見ることを考えるとプリントが不可欠かもしれません。そこで、いざプリントしようとしたときに、写真の数が膨大で整理がつかないママやパパは多いと思います。例えばベビーの成長を記録に残す「マンスリーフォト」なら、毎月1回定期的に撮影するので、プリントする写真も選びやすくなります。
Irodoriは12カ月分の月齢カードなど撮影用の素材があり、カードには手書きでメッセージも残せます。さらに長期間の保管に耐えるメモリアルボックスも付いています。定期的な撮影をしながら「5年後、10年後に残る」カタチができるので、撮影した写真の整理に困っているママやパパには、きっとうれしいギフトです。
6 喜ばれる出産祝い~ベビー編~
ベビーを対象としたプレゼントを考えていきます。
6.1 ベビー編~誕生前~
【想定される状況】
ベビー本人はママのおなかの中にいる。家族は出産後に備えた準備をしたいけど、意外と手が回らなかったりする。
こんな状況に適したプレゼント候補を三つ、ご紹介します。
6.1.1 候補1 生まれてすぐに使える肌着類やおくるみ
例えば、コンビミニの新生児肌着
衣類は成長の度合いでサイズが合わなくなる可能性も出てきますが、生後すぐだとあまり差が付きにくいです。このコンビミニのサイトでは、新生児サイズは50~60cmか60~70cmの2種類。出産に向けた準備ができていないケースもありますし、たとえ準備できていたとしても洗濯の頻度を考えると何枚あっても困りません。頂けるとうれしいプレゼントの一つです。
6.1.2 候補2 幼い兄弟に踏まれたりしないために、ベビーベッド
例えば、コンパクトなBubnestのベビーベッド
生まれてから当分の間、ベビーはひたすら寝ている状態が続きます。ママやパパなど大人は心配ないですが、幼い兄弟がいるとベビーの周りを歩き回ったときに誤って踏みつけたりするハプニングが!ということもあるかもしれません。ベビーを守るという意味で、ベッドはプレゼントの候補になります。ベビーベッドというと木枠の大きなタイプを想像しますが、ベビーが自分でどんどん動き始めるようになると状況が変わって使わなくなったりします。使う期間が限られるので「あまり使わなかった」と言われるケースもあります。おうちの事情によっては、大きくてかさばるものを敬遠されることもあるかもしれません。このBubnestのベビーベッドのようにコンパクトで持ち運びできるタイプなら活用の幅も広がりそうです。
6.1.3 候補3 意外と準備が手薄になりがちなベビーの寝具
例えば、コンビミニの寝具セット
兄や姉がいる場合は、お兄ちゃんお姉ちゃんのお下がりがあるかもしれませんが、第1子の場合、家庭にベビーの寝具はありません。直前、あるいは生まれてから「あ、ベビーの寝場所がない」と気付くこともあります。実は私も直前まで準備をしていませんでした。
大人の布団で代用するやり方もありますが、「汚れても洗えるように」防水シーツなどベビー特有のアイテムがあったり、小さいので簡単に干したり洗ったりできたりするので、ベビー専用のセットがあると助かるでしょう。
6.2 ベビー編~誕生直後~
【想定される状況】
生まれてからは数時間おきのおむつ交換が始まり、毎日の沐浴が始まる。
こんな状況に適したプレゼント候補を三つ挙げます。
6.2.1 候補1 おむつケーキ
例えば、おむつケーキ研究所のおむつケーキ
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毎日山のように消費する紙おむつは、実用的なプレゼントの一つです。市販のパッケージのままではなく、かわいく彩られたおむつケーキはプレゼントされてうれしいものの一つです。例えば「おむつケーキ研究所」では、日常使い出来るタオルと組み合わせたり、おむつのメーカーやサイズまで指定したりできるので、こだわり派のママやパパにも安心してプレゼントできそうです。
6.2.2 候補2 おむつ周りグッズ
例えば、コンビのおしり拭きあたため器
おむつを替えるときに「おしり拭き」を使いますが、冬場などは特に冷たくなりがちです。ヒヤッとした感触でベビーが泣いたりぐずったりしないように、あらかじめ温めておくことができる「あたため器」は重宝します。兄弟がいたりするとお下がりで持っているケースもあるので注意が必要ですが、第1子の場合なら候補にしてもよさそうです。
6.2.3 候補3 ガーゼハンカチやガーゼタオル
例えば、Fabric Plusの赤ちゃん用ガーゼハンカチセット
沐浴で体を拭いたり、ミルクをこぼしたりしたときに顔を拭いたり、とにかく数が必要なのがガーゼハンカチやガーゼタオル。Fabric Plusのガーゼハンカチは、ベビーに使用することを考えて素材はもちろん織や染色、縫製、仕上げにまでこだわっているので、ママやパパも安心できるプレゼントになることでしょう。
6.3 ベビー編~数カ月後~
【想定される状況】
日々成長するベビーの体はどんどん大きくなり、動きも活発に。外出もできるようになって、ママやパパとちょっと遠くへ出かけることもできるようになるでしょう。生後100日目にはお食い初めなど、イベントも目白押しに。
こんな状況に適したプレゼント候補を三つご紹介します
6.3.1 候補1 スタイ
さまざまなデザインから選べるHaruulalaのスタイ
肌着やロンパースなど、かわいいベビー服をプレゼントしたくなりますが、日々成長して体のサイズもどんどん大きくなる時期なので、あっという間に着られなくなるケースもあります。私もプレゼントされたものの、届いた時には既に小さくて着られなかったベビー服がありました。かわいらしくても着てもらえないと、プレゼントをする側もされる側も残念です(しかも、その事実はなかなか相手に伝えにくかったりします)。
そんなベビー服と違って、あまりサイズに影響されにくいものの一つがスタイです。首周りは差が出にくいものです。そして、ベビーによりますが「よだれがたくさん出て困る時期」があります。そんな時にスタイはいくつあってもうれしいものです。例えば、さまざまなデザインから選べるHaruulalaのスタイなら見た目もかわいらしいし、もらってうれしいプレゼントになることでしょう。
6.3.2 候補2 授乳ケープ
例えば、スウィートマミーの授乳ケープ
ベビーも大きくなると外出の機会が増えてくると思います。クルマではなく電車やバスなどの公共交通機関を利用した外出で気になるのが、「おむつ交換」と「授乳や食事」です。トイレのおむつ交換台設置はかなり普及が進んでいるので「なんとかなる」印象があります。授乳や食事をする場所の候補として、授乳室などを設けたベビールームが挙げられます。百貨店などでかなり充実した環境整備をされているケースもありますが、どうしても見つからない場合もあります。サッと授乳ができる授乳ケープはそんな「いざ」というときの強い味方です。
スウィートマミーのようにたくさんのデザインや機能から選んでもらえると、プレゼントとしてうれしいかもしれません。
6.3.3 候補3 お食い初めセット
例えば、アグニーのお食い初め用食器
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徐々にイベントが増えていくこの時期、生後100日目の「お食い初め」もその一つ。お食い初めの専用食器もありますが、アグニーの天然竹食器ならお食い初めはもちろん、その後の離乳食や通常の食事へと成長する過程でずっと使えそうです。名入れサービスがあるのもうれしいですね。
7 喜ばれる出産祝い~大本命はコレ編~
ここまで、ママ編、ファミリー編、ベビー編と喜ばれる出産祝いについて分析してきました。ヒントになるアイデアは多かったと思いますが、最後に大本命をお伝えします。
7.1 大本命はコレ編
【想定される状況】
新たに増えた家族を育てていくためには、さまざまなモノが必要です。必要だと気付いた時にサッと手に入れたい。プレゼントもうれしいけど、長く使うものなどは色や形など自分たちの好みで選びたい。
となると、候補に挙がるのは、、、。
そうです、商品券・ギフトカートです。
ベビーのいる世帯が使いたくなる商品券・ギフトカードを列挙してみます。
7.1.1 候補 ベビー用品を取り扱うお店の商品券
例えば、赤ちゃん本舗 商品券
ベビーを抱える家族御用達の店舗、全国110店舗超の赤ちゃん本舗の商品券です。
店頭で購入できます。なお、赤ちゃん本舗はセブン&アイグループなので、セブン&アイ共通商品券も使えます。こちらも選択肢になりそうです。
セブン&アイ 共通商品券
こちらもお近くのイトーヨーカドーや西武・そごうなどの店頭で購入できます。(セブン-イレブンでは購入できません)
続いて、トイザらス・ベビーザらスのギフトカード
やはりベビーを抱える家族ご用達の店舗、全国160店舗超のトイザらス・ベビーザらスのギフトカートです。こちらも店頭で購入できます。
さらに、こども商品券
トイザらス・ベビーザらスをはじめ、全国の百貨店などのおもちゃ売場などで使える商品券です。百貨店などの店頭で購入できます。
百貨店といえば全国百貨店共通商品券もありますね。
こちらも全国の各百貨店の店頭で購入できます。
7.1.2 候補 クレジットカード会社の商品券
クレジットカード会社のギフトカードのうち、代表的なものを挙げます。これらはネットで購入が可能です。
7.1.3 候補 ネット通販のギフトカート
代表的なネット通販のギフトカードを挙げていきます。
こちらはネットで買って、相手先に送付することもできますね。
こちらは全国のコンビニでも購入できます。
結局最後はこうなってしまうのですが、現金や商品券は間違いなく喜ばれる出産祝いです。
一口に商品券・ギフトカードといっても、ベビー用品を取り扱うお店、クレジットカード会社、ネット通販と意外と選択肢があります。相手の生活圏内にどんな店舗があるのか、日頃どんな買い方をしているのかを想像することで、より「喜ばれる」プレゼントになると思います。
私の場合は、クレジットカード会社のギフトカードを頂きました。このカードを使って準備が遅れていた寝具を購入することができ、とても有意義なプレゼントになりました。
8 まとめ
「喜ばれる出産祝い」と題して、ベビーギフトを徹底的に分析してみました。
喜ばれるためのポイントは、いきなり「どのプレゼントがいいか?」を考える前に、贈る相手の状況を想像することです。
- ベビーだけでなく、育児の主役となるママやファミリーなどに対象を広げてみる。
- 出産前と出産直後や数カ月後など、時期を分けてみる。
ちょっと視野を広げると、お祝いされる側が喜ぶプレゼントの幅も拡がります。相手の状況を想像して、「きっとこれなら喜んでもらえるだろう」とプレゼントして、その結果として「とても役に立ちました」と返事をもらえたら最高ですね。
新しい生命が生まれる貴重な機会である出産。
その出産祝い選びは、ワクワクする気持ちを大切にしながら楽しく取り組んでみてください。